人間学の現在(28)

前回の講座で予告したとおり、今回のわたしの話はこれまでの講座のまとめになります。
振り返ってみますと、初回の講座の掲載が2021年の4月のことでしたから、わたしはおよそ三年間にわたりこの講座を連載してきたことになります。
人間学の現在(27)

前回の講座で予告したとおり、今回はおもに、「人間学とは何か」の「影」の部分について話してみたいと思います。
ホモ・サピエンスからホモ・ロクエンス、ホモ・ロクエンスからアニマル・シンボリクム、アニマル・シンボリクムからホモ・ ...
人間学の現在(26)

今回は、これまで何度か言及してきた「ホモ・シグニフィカンスの人間観」について、わたしの立場からの要約と評価を行いたいと思います。
前回の講座で、わたしは、菅野盾樹氏が提起したこの概念には、光の部分と影の部分があると言いまし ...
人間学の現在(25)

本講座も25回になりました。
「情然の哲学」については前回までの講座でほぼ語り切れたように思うので、今回から新しい内容に入ります。
新しい内容といっても、これまでの話の流れと別の話をするわけではありません。
人間学の現在(24)

わたしはこれまで、数回にわたって『情然の哲学』の思想について語ってきましたが、前回までの話でそれにも一区切りがついたので、今回は、この思想についての総まとめの話をしようと思います。
人間学の話をするために、どうして「情然の ...