人間学の現在(13)

今回は、『情然の哲学』の主要概念である「情然」について、わたしが日頃考えていることを話してみたいと思います。
この概念はとても奥が深いため、不用意に掘り下げていくと深みにはまり、難解な議論になってしまう危険性もあります。
人間学の現在(12)

今回から数回にわたって、『情然の哲学』について解説します。
わたしなりの視点からの解説なので、至らない点があるかもしれませんが、その点はあらかじめご了承ください。
この書籍は、入手してもらえればそれに越したこと ...
人間学の現在(11)

本講座も回を重ね、今回で第11回となりました。
前回までは『人間学とは何か』を基本のテキストとして話を進めてきましたが、今回からは話のベースとするテキストが変わります。
わたしは前回までの講座で、人間学の発 ...
人間学の現在(10)

前回の講座では、「ホモ・シグニフィカンスの人間観」についての解説を行いました。
わたしはこの人間観を、現在の人間学における最も有力な見解であると考えていますが、この学説が完璧なものであり、人間学の研究が菅野盾樹氏の登場によって ...
人間学の現在(9)

今回は、菅野盾樹氏の『人間学とは何か』のなかで提示されている「ホモ・シグニフィカンスの人間観」について解説します。
「シグニフィカンス」の語義的な意味については、前回の講座で説明してあるので、ここでは簡単に振り返るだけにし ...