HOME > 活動のご案内 > 社会貢献 > 和解運動 > ベナン共和国の和解のプロセス

ベナン共和国の和解のプロセスについて



国連事務総長、潘基文氏の祝賀文
2010 年 6 月 14 日
(SG/SM/12958, AFR/1995)


ケルク大統領

このメッセージは、ベナン共和国の独立 50 周年記念祝典の数週間前にあたる 2010 年 6 月 14 日、国際連合、潘基文事務総長が、ベナン共和国議会にて語ったものです。

[潘基文事務総長のメッセージ]

温かな歓迎をいただきありがとうございます。私にとってアフリカを訪れることは喜びであり、また、この偉大なる大陸の皆さまの心温まる友情に感謝申し上げます。
そして、ベナン共和国独立 50 周年記念日の数週間前に、ここベナンを訪れることができましたことを大変嬉しく思っております。

さて、この祝賀は、独立のために払った犠牲を思い起こす時であり、また成し遂げた功績を讃える良き機会であります。
ベナンを誇りとするには理由があります。どうぞ、私にその功績を讃えさせて下さい。
特に思い起こしていただきたいのは、1990 年、ベナンの人々が新しい方向性に対し合意に至ったときのことです。この年に皆様は、責任と人権尊重、民主政治という新しい時代を開いた国民会議の場を通して、ベナン国内の分裂状態に解決をもたらしました。

私は、その変化のプロセスや期間の中で、政治家、メディア、宗教・伝統に関連するグループや一般社会の方々が、積極的にそれぞれ自らの役割を果たしていかれたことに対して敬意を表します。

ベナン共和国は、多党制民主主義においては、熟練した国家とされています。それは、1991 年以降今日まで、4 回の大統領選、5 回の立法選挙、そして 2 回の地方選挙を成功させたことを見れば明らかです。ベナンは争いに対して、最終的に話し合いによって合意に至り、平和裏に解決するという有能さを示してくれました。

アフリカの発展は、まずアフリカの方々自身にかかっておりますが、国際社会からのサポートは継続して重要なものとなります。
ベナン共和国のように、民主改革をなそうとする勇気と成熟さのある国であれば、どんな国でも恩恵を得ることになるでしょう。そのようなことから、国際連合は、ベナンの人々と共に歩むことを誇りに思います。

ニューヨークやこちらの私共のチームにもまた感謝申し上げるとともに、私共は、皆様方が成し遂げた成功をさらに発展させて参ります。また、ミレニアム開発目標の達成においても惜しまぬ援助をしていく所存であります。
ありがとうございました。