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ベナン共和国の和解のプロセスについて



国家改革のための国民会議(国民会議)
ベナン共和国、1990 年 2月 19日~28日
マチュー・ケレク大統領閣下による閉会の演説


ケルク大統領

最高議会の許可を得まして(ケレク大統領が最高議会に対して話しかけながら)、私は、軍人将校でありますが、私たちは、戦争状態の中にいるのではなく、また、国家改革に逆らい闘っているのでもない、会議であることを思い起こしたいと思います。ですから、私たちは、許しを請います。愛の名による我が国からの許し、愛の名による我が国民からの許し、そして、愛の名による隣人からの許しです。

最高議会議長殿、最高議会の皆様、国家憲法制定使節団の皆様、
各国外交団体、領事館の皆様方、
国際機関の代表者の皆様
貴賓の皆様
親愛なる同胞の皆様

我が若き国家のために、真の民主政治復興を促進することを決定いたしました。私たちは、すべての代表者の皆様に感謝し、祝賀いたします。

すべてにおいて、この最高議会と、そして、特にここにいらっしゃる神の人、最後まで最高議会の議長を務めたイシドレ・ドゥ・スーザ神父に対してお祝いを述べます。(拍手)

私は、彼の勇気、忍耐、敏感さと言行一致、統制力と洞察に対して賛辞を捧げます。
人類の中でも、彼の性質は全が稀なものであり、会議中、反対する多数を収拾することができたのは、その質の高さによるものでしょう。(拍手) それから、歴代の大統領の皆様に感謝いたします。彼らは、使節団というよりも、むしろ貴賓です。(拍手)

今、ここで神聖化された民主政治復興は、我が国ベナンにとって新しい正統性への道を切り開くでしょう。 これは驚くことではありません。私はこの時をずっと願ってきました。議長によってこの結論が導き出されたことを神様に感謝いたします。(拍手) 本日、2月28日水曜日、立ち会った人々とともに、この国家改革のための会議の全決定事項が現実的な方法で実践されていくことをここに明言いたします。(拍手)

国家と全ベナン人の最高の関心により、会議の決定事項は秩序と規律を持って実践されていくことでしょう。(拍手)これは敗北ではなく、降伏でもなく、これは国家の責任の問題であります。(拍手)議長、あなたが言われた事は真実でした。「神様は私を助けてくださり、あなたを助けてくださいました。」しかし、あなたがもうひとつ教えてくださったのは、「神様は自らを助ける者を助ける」という教会の教えです。

「変化のための変化」、「報復のため報復」ではありません。この国家改革のための会議の最後にこのことをはっきりと宣言いたします。

ありがとございました。(拍手、そして国家が歌われ、また拍手が起こる)


フランス語からの英語訳          
         -日本在外ベナン人高等理事会(HCBE)
エマニュエル・ベベニョン博士