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「平和の哲学」セミナー開催

「平和哲学」セミナーを開催
2013年11月30日(土)
(武蔵野プレイス会議室)

当会研究会員を対象としました「平和の哲学」セミナーが開催されました。
セミナーを始めるにあたり、9月のネパール訪問の様子など当会の活動を報告しました。

今回のセミナーは、人間が作り出した社会の問題を解決するために、当会の専門的な研究対象である人間学における哲学的解明に重要な役割があるとの観点から、「平和の哲学-新しい世界の未来構想」と題するスライドを用いて以下の要点で講義がなされました。

「平和の哲学」の必要性
現代社会に影響を与えている西洋哲学の根本的問題点として以下の3つが指摘されました。

① 個人主義
② 唯物主義
③ 対立と闘争の思想

現代哲学の最先端研究とも言うべき量子力学により、自然科学と形而上学の調和的解明が可能になったことを紹介。中でも、哲学の基礎とも言うべき「存在論」の新しい見解を基に、上記3点の哲学的命題に対し解決案が提示されました。
存在は、量的な場によって成立しているように、人間においても個として存在することはできません。個をとりまく自然や他者との調和的な関係によって生命が生かされ、存在が成立していることからも、個と全体との調和的関係構造が必要だといえます。
また、物質と精神の二元論や唯物論に対して、量とクオリア(質)の調和的関係により存在が成立していることが論理的に説明されました。



講義中の勝本義道理事長
平和的社会は、個人主義ではなく互いの調和的関係によらなければ築けませんし、本質的な価値の認識には精神的要素が不可欠であることは明かです。
今や、人間学は宇宙科学と融合し、学問においても調和的に研究しなければならない段階に到っています。21世紀を迎え、新しい科学的哲学が出現すべき時代にあるといえるでしょう。